金魚サイト【桜錦道】〜桜錦愛好会〜 | |
九州金魚の一大産地として古くから知られている熊本県長洲町。長洲町は、通称「ジャンボ獅子頭」と呼ばれている大型化するオランダ獅子頭の産地としても有名です。近年、TVや雑誌などで紹介され、話題と人気を集めているのでご存知の方も多いはず。ここでは長洲特産とも言えるその「ジャンボ獅子頭」を生産されている、村木養魚場をご紹介します。 | |
(全ての画像はクリックすると拡大されます) |
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まずはとにかく、村木養魚場の「ジャンボ獅子頭」の親魚をご覧下さい。「ジャンボ」とはつまり、とてつもなく大きな長手のオランダ獅子頭だと言えるでしょう。写真で見ると大きさが伝わらないかもしれませんが、上記画像の2匹(赤と黒それぞれ同一固体)とも40cmオーバーのまさにジャンボな固体です。品種として認められているわけではないので通称「ジャンボ」または「ジャンボ獅子頭」と呼ばれています。ジャンボ金魚すくい?のような企画でTOKIOのTV番組「鉄腕DASH!」にも登場しました! |
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この方が村木養魚場のオーナー、村木甚太郎氏。村木氏は「ジャンボ獅子頭愛好会」の会長もされており、長洲特産「ジャンボ」の普及に情熱を傾けておられる方。毎年9月下旬には品評会が行われており、品評会では40cmオーバーの特大ジャンボが多数出品されるとか。「この金魚は、これまでは見向きもされなかったが、やっと注目されはじめた。最近では、大阪のほうからも買い付けに来る人もいる」とのこと。 |
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40cmオーバーの親魚と比べると小ぶりの固体ですが、充分立派です。図体が大きいくせに動きは俊敏。慣れた人でないとなかなか捕まえられないでしょう(洗面器に入れても水しぶきをあげるくらいに動くので、綺麗に画像を撮ることが出来ませんでした)。掬う網もとにかくデカイ!大きいことは良いことです!! |
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ジャンボ獅子頭は専用のビニールハウス内に飼育されていました。親魚用の池は、らんちゅう池のように浅い水深ではなく、「ジャンボ獅子頭」専用の深〜い池。池の上からでは固体を確認することはできません。左上の写真を見て洗面器の大きさが分かっていただけるでしょうか?村木さんの足がすっぽり隠れてしまっています。 |
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こちらは一昨年生まれた固体。長手のオランダ同士を掛け続けて作ってこられたという「ジャンボ獅子頭」。この固体も、これからさらに大きくなるのでしょう。 |
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上段の画像が昨年春に生まれた将来の「ジャンボ」たち。まだ普通の長手のオランダ獅子頭と変わりはありません。下段画像が今年の4月生まれたばかりのジャンボの稚魚たちです。 |
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村木養魚場の全景。毎週木曜日には山口県を含む九州中の金魚が集められ、村木養魚場でセリ市が行われているそうです。下段画像が実際にセリが行われる場所(セリ場は初めて見ました。良い勉強になりました・笑)。「ジャンボ」はもちろん様々な品種が持ち込まれる。 |
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やはりいました、番犬君!!暑さのせいか、こちらが挨拶しても目配せだけ。やる気のなさがGOODです!!これで番犬が務まるのでしょうか・・・。管理人的には、めちゃくちゃカワイイ犬でした。 |
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残念な張り紙を見付けてしまいました。つい先日の5月14日夜、村木養魚場から何者かによって「ジャンボ獅子頭」の大きい固体数十匹が持ち去られてしまったというのです。「ジャンボ」人気の裏返しとも言えますが、大変残念なことです。村木さんが「無駄だとは思うけど、一応載せておいて」と言われたのでUPしておきます(画像をクリックしてご覧下さい)。特徴が書かれており、見れば分かるということなので、心当たりのある方は村木養魚場までご連絡下さい。 |
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管理人が村木養魚場に伺った日も、東京のTV局が取材に来る予定とのことでした。ジャンボ人気もいよいよ本物です!村木さん、お忙しい中、丁寧にご対応下さりましてありがとうございました。「ジャンボ獅子頭」の普及を陰ながら応援しています!(宮崎から日帰り強行日程で長洲に行ってきた甲斐がありました!噂の「ジャンボ」を目の当たりにできて感動です!!) |
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