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金魚カタログ

琉金(リュウキン)
琉金(りゅうきん)
琉金(りゅうきん)
●品種名 琉金
●読み方  リュウキン
●出現年代 不明(大昔)
●作出国 中国
●作出者
●歴史・過程 和金の突然変異で出現した尾ビレの長い固体を淘汰し固定化された品種。
日本への渡来時期は安永・天明年間(1772〜1788)。中国から琉球(沖縄)を経て薩摩(鹿児島)に持ち込まれた。
琉球を経て渡来したことから「琉」金と名付けられた。「流」金は間違い。
●特徴 寸詰まりで体高のある丸い体、各ヒレが伸長し、特に尾ビレは長く発達することが特徴。体色は赤白(更紗)、赤(素赤)が基本。白色も出るが選別の対象となる。
長い尾をなびかせて泳ぐ姿は優雅そのもの。金魚の代表格であり、一般的にいう「最も金魚らしい姿」であると言える。
●入手難易度 【容易】
どこででも見かけることが出来る。和金と同様に入手は容易。
しかし、頭部が短くとがり、丸み豊かで体高がある、かつ体色が鮮明ないわゆる上等な固体は少なく、万の値が付いていることもざら。
●飼育難易度 【容易
金魚の中では和金型の金魚に次いで丈夫な品種。ただし、側線が曲がっていたり、尾が極端に上に付いている固体は将来的に転覆しやすい。
●画像の個体 (上):品種の特徴を表した綺麗な個体。2013年日本観賞魚フェアに出展されていた観賞価値の高い琉金。
(下):熊本県長洲の金魚品評会に出品されていた琉金。
●その他 琉金で有名なのが、東京の「江戸川琉金」。中でも堀口養魚場産の琉金は「堀口琉金」と呼ばれ、ブランド扱いされている。
最近は埼玉にある木村養魚場も劣らず素晴らしい琉金を生産していることで有名。
(詳細は堀口養魚場レポートへ)

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