金魚サイト【桜錦道】〜桜錦愛好会〜
小学校の中の水族館!? 千葉県N小学校の取り組み

教室の片隅にあった一個の小さな水槽。幼い頃、小学校の教室には必ずと言っていいほどぽつんと小さな水槽が置かれていました(生物や情操教育の一環ですね)。その教室の水槽が、私の金魚飼育の潜在的なルーツと言えるのかもしれません。現在なんらかの水生生物を飼育されている方のルーツは「小学校の水槽」にあるという方は意外と多いのではないでしょうか?
千葉県にあるN小学校では、空き教室の一室丸々を金魚を中心とした水槽部屋にし、子供たちに水生生物の教育をされているそうです。まさに小学校の中にある水族館!そんな千葉県N小学校の取り組みをご紹介します。(N小学校の先生で、この水族館を管理されている方から個人的に画像を頂きました。画像掲載の許可は頂きましたが、希望により学校名は伏せています)


(左上):N小学校の入り口。(右上):水槽教室の壁に貼られた水族館の看板!
この学校の存在を知ったのは一通のメールからでした。「水族館に金魚を!推進運動」を読まれたN小学校のK先生が、メールを下さったのです。金魚普及を実践するこの小学校を是非紹介させてください、とK先生にお願いし掲載させて頂きました。このような小学校が全国的に波及していくことを願います!(もともとは「生き物観察室」という名だったのを、K先生が異動されてきて「水族館」に変えてしまったそうです(笑)。K先生の前任校でも水族館があり、そこでも6年間運営されていたとのこと)。



見て下さい。教室いっぱいに並べられた水槽、水槽、水槽!現在50個の水槽(らんちゅう用に大きなトロ舟も)があり、小学校5、6年生の児童たちが担当水槽を決めてそれぞれ世話をしているとのこと。これらの水槽の中にはらんちゅう、オランダ、東錦、ピンポンパール、アルビノ出目金、琉金、浜錦、水泡眼などさまざまな品種の金魚たちが飼育されているそうです。桜錦ももうすぐ仲間入りする予定です!


そして、なんといってもN小学校の素晴らしいところはそれらの品種をただ飼育するだけでなく、繁殖もしているというのです!琉金や出目金などは大量に繁殖させ児童に配布したそうです。う〜ん、素晴らしい小学校です!(上の画像は赤ちゃん用バスを使った置き水入れ)



金魚以外にも白メダカ、光メダカ、オレンジタイリクバラタナゴ、アルビノタナゴ、白ザリガニ、青ザリガニなど多様な生き物を飼育されているとのこと。まさに「小学校の中の水族館」と呼ぶにふさわしいですね。(画像は左から白ザリガニ、ピンポンパール、アルビノタナゴ、エンゼルフィッシュ)



N小学校の卒業生から何人の新たなアクアリストが誕生するのでしょう!?楽しみです!!
全国の学校関係者のみなさん、N小学校のような教室の中の水族館を検討されてはいかがでしょうか?


魚を提供したい、取り組みに協力したいなどの理由で、K先生に連絡をとりたい方は管理人までメールを下さい。
許可を頂いてますので、K先生のメールアドレスをご連絡させていただきます。



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